山形のブランド米つや姫の躍進

日本人のコメ離れが深刻な問題になっています。日本人の最も身近な食べ物であるにもかかわらず、1人当たりの消費量は50年前と比べるとおよそ半分にまで落ち込んでいます。パンや麺類などを食べることが増えたほかにも、価格の安い外国米が日本に入ってくるようになったことが原因といわれています。日本のお米をもっと沢山食べてもらいたい、そう考えた農家の人達がこだわって作ったのがブランド米です。ブランド米の世界では長年コシヒカリがトップに君臨してきました。しかし現在はコメ産地の多くが品種改良を進め、沢山のブランド米が市場に登場してきました。つや姫は、10年をかけて研究開発された山形のお米です。粒が揃っているため、炊き上がりは艶があって美しく、旨味や甘みも申し分ないと評判です。日本穀物検定協会の食味ランキングでも、最高ランクの特Aを連続獲得しています。温暖化にも対応出来る強さと美味しさを合わせ持ったつや姫は、日本のコメの危機を救う存在になるかもしれません。

つや姫が美味しいヒミツを公開

山形のブランド米として注目を浴びている「つや姫」は、一度食べてみたらその美味しさに誰もがおどろくことでしょう。発表後、日本穀物検定協会より特Aランクを連続認定されていることにも納得です。では、どうしてそんなに美味しいのでしょうか。それは、JA全農山形がつや姫の生産を限定して、生産技術などを認められた生産者だけが栽培している限定栽培だからです。山形県の農家だからといって全てが栽培出来るわけではなく、美味しいお米を作ることが出来る農家だけが生産することが出来るので、ブランド米のネームバリューによりかかるだけではなく、実際に美味しいお米を作り出し、お届け出来るのが最大の秘密でしょう。また、出来上がったお米も、出荷前には厳しい品質検査を経て、適合したものだけが「つや姫」として出荷されます。山形が米どころのプライドをかけて、厳しい認定基準をクリアしたものだけだから、美味しさにも理由があるのですね。

つや姫は山形県で生まれたお米

日本においてなくてはならない農産物としてはお米があります。自給率が100パーセント近いといっても良いでしょう。輸入をしているお米もありますが、普通に収穫が出来る時には輸入に頼らなくてもいいようになっているでしょう。その中でも広く農業が行われているのが東北地方です。日本といいますと夏に暑くなりますが、東北地方はその中でも涼しい地域です。北海道ほど寒くありません。東北地方から生まれたお米は色々ありますが、つや姫に関しては山形県で生まれたお米とされています。山形の米どころといわれる試験場において、東北地方でよく利用されているお米と、元々山形県でよく利用されていたお米を掛け合わせて作られました。単に掛け合わせるだけでなく世代促進、選抜育成をすることにより2005年になってようやく供試出来るレベルになったとされます。